カツオ、漁獲不振で高値 上質もスーパー扱い低迷 築地市場 印刷
2017年 4月 25日(火曜日) 19:41

春に本格化するはずのカツオの水揚げが、今年も伸び悩んでいる。東京・築地市場(中央区)では入荷が安定せず、取引価格が高値で推移。しかし、品薄で丁寧に扱われるケースが多いためか、品質の評価は良好。同市場の卸業者も「赤い身が鮮やかで、味や食感も例年より良い」と太鼓判を押す。ただ、大手スーパーなどが仕入れに二の足を踏んでおり、食卓から遠のいている。