高3の英語力、7~8割が目標に届かず 国実施のテスト 印刷
2015年 3月 20日(金曜日) 23:37

各紙によれば高校3年生の英語力を国が統一して測る初めてのテストで、7~8割が高校卒業時の目標とされる「英検準2~2級程度」に達していないと文部科学省が17日公表した。文科省は高卒時の目標を「英検2~準1級程度」に引き上げようとしているが、達成の難しさが浮かんだ。調査は英語力把握のため、昨年7~9月に国公立高校3年生の一部約7万人を対象に実施。その結果、国際指標で日常の範囲で単純な情報交換ができるレベルとされる「A2」(英検準2級程度)に達した生徒は1~2割、英語圏で暮らせる「B1」(2級程度)は最大でも2%にとどまった。