絶滅危惧のセミクジラ確認 奄美沖、平成9年以来 印刷
2014年 1月 31日(金曜日) 23:04

各紙によれば奄美クジラ・イルカ協会(興克樹会長)は29日、絶滅が危ぶまれている希少なセミクジラを鹿児島県・奄美大島沖で確認したと発表した。奄美・沖縄近海での確認は平成9年以来だという。興会長が28日午後、奄美大島・宮古崎沖約2.5キロでザトウクジラの調査中、胸びれを立てたり、海面をたたいたりしている体長約10メートルのクジラ1頭を確認。こぶのある頭や胸びれの形などからセミクジラと断定したという。