福島県双葉町、28日区域再編 「帰還困難」人口の96% |
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2013年 5月 09日(木曜日) 00:00 | |||
福島第1原発事故の避難区域見直しで、政府は7日、福島県双葉町を従来の警戒区域から帰還困難区域(年間被ばく線量50ミリシーベルト超)と避難指示解除準備区域(20ミリシーベルト以下)に再編することを決めたと各紙が報じた。28日に移行する。帰還困難区域は新山など17地区。対象住民は6270人で町人口の96%に当たる。避難指示解除準備区域は両竹など3地区で250人。帰還困難区域は立ち入り不可で解除準備区域は立ち入りできる。避難指示解除時期は2017年と見込む。区域再編は対象の県内11市町村中10番目で、8市町村にまたがった警戒区域はなくなった。再編未策定は同県川俣町だけとなり、政府原子力災害現地対策本部は「町と協議中。できるだけ早く策定したい」としているという。
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