“新装”歌舞伎座が開場、こけら落とし公演初日 印刷
2013年 4月 03日(水曜日) 00:00

新装された歌舞伎座は2日、人気俳優が出演して門出を華やかに彩る「こけら落とし公演」が初日を迎え、開場したと各紙が奉じた。400年余の歴史を持つ歌舞伎は、新たな拠点で伝統を未来へ受け継いでいく。開場を告げる「一番太鼓の儀」に続き、午前11時からの第1部では、人間国宝の坂田藤十郎らがお祝いの舞踊「鶴寿千歳」を披露。昨年12月に死去した中村勘三郎さんにささげる舞踊「お祭り」に息子の勘九郎、七之助らが登場するのをはじめ、3部制の公演の各部に第一線で活躍する俳優が勢ぞろい。歌舞伎座は1889年の開場以来、建て替えを重ね、新劇場は“五代目”。