安藤百福賞 骨軟らか干物でキシモトなどへ奨励賞 印刷
2016年 3月 20日(日曜日) 00:54

愛媛新聞によれば新しい食品の創造開発に貢献した研究者らを顕彰する「安藤百福賞」の表彰式が9日あり、高齢者でも骨まで食べられる干物を産官学連携で共同開発した水産加工品製造販売キシモトの岸本賢治専務と県産業技術研究所食品産業技術センター長平岡芳信氏、えひめ産業振興財団専門員藤田雅彦氏が第20回記念特別奨励賞を受賞した。骨を軟らかくする基本技術を開発した研究所とキシモトが、聖カタリナ大や高齢者施設などの協力で試作を重ね、同社が2011年6月に干物の「まるとっと」として商品化した。