「葦の会」へき地医療評価 4島巡回、社会医療法人に認定 印刷
2019年 4月 11日(木曜日) 09:52

沖縄県は1日、オリブ山病院(那覇市)などを運営する「葦の会」を社会医療法人に認定した。公益性が高い医療を提供している医療法人を対象に、都道府県が認定するもので、医療保健業務に関する法人税が非課税となるなど優遇措置を受けられる。葦の会は座間味村など4島で巡回診療をしており、へき地医療を要件とした社会医療法人の認定は県内で初。 4日に県庁で開かれた認定通知書交付式で、同会の田頭真一理事長は「離島でさまざまな困難にある方々のために奉仕してきた。心を引き締め、より良い医療を提供していきたい」と意気込みを語った。