長江中流・下流の水位が警戒線を下回る 印刷
2016年 8月 01日(月曜日) 23:26
国家洪水干ばつ対策総指揮部が1日に明らかにしたところによりますと、7月31日の時点で、長江沿岸の都市・九江と湖口では河川の水位がすでに警戒線を下回ったということです。長江の中流と下流では今後しばらく大雨が降る見込みはないため、この地域で洪水が発生する可能性は低くなりました。

一方で、8月に入ると雨は長江上流に集中することが予想されています。そのため国家洪水干ばつ対策総指揮部は、長江の上流に位置するダムについて、今のうちから水位を一定の量まで減らし、洪水の発生を未然に防ぐよう指示しています。

最終更新 2016年 8月 01日(月曜日) 23:27