温首相、ベトナムを訪問 印刷
2010年 10月 28日(木曜日) 16:05

中国の温家宝首相は28日午前、東アジア首脳会議に出席するため特別機で北京を離れ、ベトナムのハノイに向かいました。これは中国共産党第17期 中央委員会第5回総会開催後、中国首脳の初の外国訪問であり、今年以後、中国の主要指導者が展開する重要な近隣外交活動でもあります。

28日から30日までの期間、第13回中国・ASEAN(東南アジア諸国連合)首脳会議、第13回ASEAN プラス中日韓首脳会議、第5回東アジアサミットがハノイで開かれます。会議期間中には、中日韓首脳会議も行われます。温家宝首相はこれらの会議に出席する と共に、会議に参加する一部の国家指導者らと会談し、共に関心を寄せる地域問題や国際問題について意見を交換します。

この訪問に先立ち、中国外務省の胡正躍補佐官は「訪問では、温家宝首相は各国の指導者と東アジアの協力と一体化プロセスの推進、競争力の向上、地域の平和と安定の維持について意見を交わす」と説明しました。(翻訳:董燕華)