国、輸出貨物貿易の人民元決済を推進 印刷
2010年 12月 07日(火曜日) 15:00
中国の中央銀行である中国人民銀行が明らかにしたところによりますと、現在、中国では6万7300社余りの企業が、輸出貨物貿易の人民元決済試行作業に参加しているということです。

中国人民銀行、税関総署と中国銀行業監督管理委員会がこのほど、北京や天津、広東、広西、海南など16の省(自治区・直轄市)から、輸出貨物の人 民元決済試行作業に参加する企業6万7300社余りを選出しました。これらの企業は12月3日から「越境貿易人民元決済試行作業の管理方法」によって、輸 出貨物貿易をめぐる人民元決済を試行することになります。

中国人民銀行のアナリストは、「輸出貨物貿易の人民元決済により、貿易と投資の利便化が更に促されるだろう」と見ています。