国際社会、キューバへの封鎖停止を米に要求 印刷
2010年 10月 28日(木曜日) 16:03

国連総会は26日、圧倒的多数で、アメリカのキューバに対する半世紀 におよぶ経済、貿易、金融での封鎖の停止を要求する決議を採決しました。また、EU・欧州連合、77カ国グループなどの国際組織、及び中国、キューバなど の国の代表が総会で演説し、キューバへの封鎖を停止するようアメリカに促しました。

EUの代表は、「原則として治外法権には一貫して反対であり、アメリカが一方的な制裁措置を取り、EUとキューバの経済関係に影響するのは受け入れられない」と語りました。

77カ国グループの代表は、「77カ国グループは、断固としていわゆる治外法権や、発展途上国への一方的な制裁を含む強制的な経済措置に反対する」と語りました。

中国の代表は、「アメリカのキューバに対する封鎖は、『国連憲章』の主旨と原則に背き、キューバ人民の生存権と発展権を損害してきた」と訴えました。(翻訳:イツゴウ)