中国7月の外貨貸付、10年間で最大の下げ幅 |
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2013-08-12 00:00 | |||
中国の中央銀行がこのほど発表した『7月金融統計データ報告』によりますと、7月の外貨貸付は187億ドル減少しましたが、これは過去10年間で最大の下げ幅となります。光大証券の徐高アナリストは、「この現象は、資本流出の圧力を現したもので、資本流出により商業銀行の外貨預金が減少し、外貨貸付が予想を下回ったことが原因だ」と分析しています。 中央銀行の統計によりますと、7月、人民元貸付は6999億元増加し、外貨貸付は187億ドル減少したということです。7月末の人民元と外貨の貸付残高は73兆4600億元で、前年同期比で15%増えました。また、人民元貸付残高は68兆7800億元で前年同期比で14.3%増え、前月比で0.1ポイント上昇しました。1月から7月までの人民元貸付は5兆7800億元増、前年同期比で3839億元の増加でした。7月末の外貨貸付残高は7571億ドルで、前年同期比で29.8%増えました。 このほか、注目すべき現象としては、7月の人民元預金が2573億元減少したということです。
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