中国の有名な舞踏家・楊麗萍さんが5日に海南省海口市で、自らの舞台人生を飾る最後の作品・舞台劇「孔雀」を上演しました。

「孔雀」は40年の舞踏経験と自らの人としての経験を凝縮した集大成とも言うべき作品で、総公演時間1時間50分のうち楊さんのパフォーマンスは１時間20分にも及びます。

「孔雀」は春夏秋冬の4つのパートに分かれ、成長、人間性、生命と愛について、そして生命と自然の関係を描いた物語です。楊さんは舞台芸術という形で世界の善意を探求し、生命と人間性を問いながら、生活と芸術がとけ合う人間社会の心情を表現しました。