習総書記、SCOに「地域安全への貢献に期待」 打印
2013-02-22 00:00

中国共産党の習近平総書記は22日に、上海協力機構(SCO)の新たな事務局長に就任したメゼンツェフ氏と会談し、「加盟国の指導者による合意事項を確実に実施し、地域の安全と安定の確保、加盟国の共同繁栄を推進する上で重要な役割を果たすよう期待する」と述べました。

習総書記は「世界情勢が深刻かつ複雑に変化し続ける中、SCO加盟国間の長期的な善隣友好協力を推進し、新たな脅威や課題により適切に対応することは加盟国の根本となる利益にふさわしく、地域および世界の平和と安定にもプラスとなる」と述べました。

これに対し、メゼンツェフ事務局長は「中国との協力を強化し、今年、キルギスの首都・ビシュケクで開かれるSCO首脳会議の準備を進める」とした上で、SCOの発展を推進していきたいとの意向を示しました。