中国初の空母「遼寧艦」 戦闘機離着艦訓練順調 打印
2012-11-26 19:38

中国初の空母「遼寧艦」の就役後、海軍将兵は科学的で実践を重んじる態度ととことんやりぬく精神で、飛行訓練や科学研究用テストの任務に身を投じており、これまで戦闘機J-15の離着艦訓練を円滑に行ってきました。空母と飛行機の技術性が存分に検証され、戦闘機と空母の適合性が良く設計指標で求められた要求を満たしていることが確認されたということです。

「遼寧艦」は9月25日に海軍に正式に引き渡されました。その後、艦上の将兵は搭載した艦載機をめぐり、数百回の訓練と試験を行ってきました。

中国が自力で養成した初の艦上戦闘機パイロットと艦上飛行指揮官は新しい機種、新しい科目、新しい環境、新しい要求を前に、勇気をもって飛行試験を模索し、難度の高い飛行訓練により、着艦時の飛行方法を模索し、それをしっかりとした形にまとめました。様々な離着艦の要になる技術をクリアし、強い横風や、不良視界、不安定な気圧配置下でのデータ修正操作の要領を把握しました。

これまでの実践テストと訓練では、艦載機パイロットの訓練成績はいずれも訓練要綱の所定基準と艦載試験の要求を満たしており、艦載試験はいずれも初回から成功したということです。