中国・中東欧諸国協力事務所 新たな協力の場に 打印
2012-09-06 00:00

中国・中東欧諸国協力事務所の発足式と第1回政府調整官会議が6日、北京で開かれました。会議に出席したチェコのコストヴァ調整官は、国際放送局記者のインタビューに答え、「両国が協力事務所をもとに互恵協力を行うよう希望する」と述べました。

コストヴァ調整官はまた、「両国の友好交流の歴史は、双方の共通の財産である。両国は投資を拡大し、エネルギー、教育、科学技術イノベーションなどの分野で協力を強化すべきだ。チェコ政府は、中国が中国・中東欧諸国協力事務所の枠組み内で提起した12の措置を真剣に考慮した上で、協力の計画を早く現実の成果に変えるよう推し進める方針だ」と明らかにしました。

このほか、今回の会議に出席した中国駐在チェコ大使館のバフラ商務参事官は、「中国・中東欧諸国協力事務所の設立は、両国の企業に交流のルートを提供し、双方の各分野における企業協力展開の場になる」と語りました。