中央銀行、物価の安定を現時点で第一要務とした |
2011-01-07 17:48 | |||
中国の中央銀行である中国人民銀行の2011年活動会議が6日に閉幕しましたが、会議では、物価の安定を現在と今後一時期の第一要務とすることを決めています。 中国人民銀行の高官は席上、「規制の対象をよりはっきりさせ、流動性への管理を強め、物価が過度的に高騰する時の通貨の状態をコントロールしなくてはならない。穏健な通貨政策を確実に実施し、マクロ的なプルーデンス政策のよりよい実施をはかるべきだ。流動性のバルブを管理し、通貨貸付総額の合理的な成長を導き、社会での合理的な融資規模を維持しなくてはならない」と強調しました。 この高官はさらに、物価の安定、経済構造転換の促進、リスクの防止と改革の推進が今後の4つの主要任務だとしています。
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