近代中国が締結した不平等条約、まとめて展示 打印
2010-11-17 16:17
中国近代不平等条約史料展覧会が16日、『南京条約』を協議した場所である静海寺で行われました。1842年から1948年まで中国が結んだ300余りの不平等条約が初めて展示しました。

資料によりますと、1842年から1948年までの107年間、中国は不平等条約を1175締結しました。その中で、イギリス、フランス、アメリカ、日本、ドイツ、ロシアと結んだのは863、73%を占めました。

不平等条約とは条約を結ぶ時に、強い方が武力、政治などの手段で弱い方を脅して強制的に締結した条約のことです。双方は対等ではないた め、弱い方は国家主権や利益が侵害される不平等条約を強要されます。一般的に、不平等条約は両国停戦の条件であり、結果でもあります。戦争を終わらせるた めに締結する条約は講和条約と言います。

中国近代不平等条約史料展覧会のショールームは『南京条約』の会談が行われた南京静海寺に設けられます。

1842年、清国はアヘン戦争でイギリスに敗れ、南京の静海寺でイギリスと会談を行いました。同年8月29日、南京の近くの長江上に停泊 したイギリス海軍戦列艦コーンウォリス艦上で、イギリスと清国は中国近代史上初めての不平等条約を締結しました。(翻訳:牟ケン チェック:吉田)