中国 上半期の情報関連消費2兆元 打印
2013-08-14 00:00
中国では、インターネットの急激な発展が情報関連消費と電子商取引の拡大を推進しています。今年の上半期、中国の情報関連消費は前年同期比20.7%増の2兆700億元(約33兆円)に拡大し、電子商取引の総額は4兆9800億元(約65兆円)に達しました。

『2013中国インターネット大会』が13日北京で開幕しました。工業・情報化省の尚氷次官は開幕式で、「情報関連消費は消費を牽引し、内需を拡大すると共に、経済発展の新たな動力になっている」と強調しました。

今年上半期、中国のスマートフォン出荷台数は2億1400万台で、前年同期より120%増加しました。モバイル・インターネットの端末やプラットフォームなどの産業チェーンの各部も猛烈に発展し、多元的な参与、開放的な協力、競合的な発展といった産業の形も急速に形成されています。

尚氷次官はまた、「工業・情報化省は、情報のインフラ基盤をさらに改善し、インターネット技術業務の革新と応用を推進すると同時に、主導的な役割を発揮していく。ネットセキュリティ、データセキュリティ、プライバシー保護などに関する法律と制度の構築を強化し、ネットユーザーの安全を保障していく」と述べました。