「国連腐敗防止条約」、中国の実施状況の初審議 |
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2013-05-31 00:00 | |||
「国連腐敗防止条約」の実施状況をめぐる審議グループ会議に出席した中国代表団は30日、「会議では投票でベトナムとバハマを選出し、中国の同条約第3章(犯罪化及び法執行)、第4章(国際協力)の実施状況をめぐり審議することを決めた」と明らかにしました。これは条約が中国で発効して7年来、中国が初めて審議を受けるもので、審議は今年7月から始まる予定です。 「国連腐敗防止条約」は2003年に採択された条約で、初の国際的な腐敗行為に対処する分野の法的文書です。この条約は各国や各地域における腐敗行為への取り締まりなどの経験を参考にし、腐敗行為の防止、処罰制度や措置、容疑者の追及、賄賂金の回収などに関する国際協力を全面的に決めたもので、腐敗行為取り締まりにおける国際的協力で、最も重要な法的な基礎をなしています。 「国連腐敗防止条約」の締約国は現在、167カ国に達していて、中国は早い時期に批准した国の一つです。
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