台湾の観光客1万人がフィリピン観光をキャンセル |
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2013-05-23 00:00 | |||
フィリピン観光省の責任者は21日、台湾の旅行会社が予約済のフィリピンツアーを取り消し、キャンセルした観光客数は約9500人にのぼることを明らかにしました。 台湾の漁船「広大興28号」が今月9日、フィリピン沿岸警備隊の船に銃撃され、船員の洪石成さん(65)が死亡しました。フィリピン政府の対応に強い不満を抱く台湾当局は、フィリピンの観光レッド警報発表などが含まれたフィリピンに対する多くの制裁措置を出しました。フィリピン観光省の責任者はまた「これからの6ヶ月間、フィリピンは4万から5万人ぐらいの台湾の観光客を失うだろう」と予測しています。 2012年、台湾からフィリピンへの観光客は21万6511人。今年の目標は27万1696人でしたが、台湾の旅行会社がキャンセルしたため、この目標は実現できなくなったということです。
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