中国、「スクールバス生産企業参入管理規則」を公布 打印
2012-07-05 15:24
ニュージーランド・クライストチャーチ駐在中国総領事館の陳暁燕領事部主任が5日に明らかにしたところによりますと、中国人観光客30人を乗せた観光バスがこの日の午前、ニュージーランド南島にある町モスバーン付近で横転する事故が発生し15人が負傷しました。そのうち4人が重症だということです。
現在のところ、負傷者は地元の病院に運ばれて治療を受けており、総領事館の館員はすでに病院に向かったということです。
事故原因は路面の凍結によるものと見られ、地元の華人旅行社「万国旅行社」が運営するこの観光バスは、現地時間当日午前9時ごろ、モスバーン付近を走行中にスリップし横転したということです。
工業情報化省は4日、「スクールバス生産企業参入管理規則」を公布し、来月8月の1日から実施します。

この「規則」ではスクールバス生産企業の参入条件、管理と審査などの内容を明確にしています。例えば、「スクールバスの生産申請企業は一定の生産規模をもち、申請以前の3年間に生産し販売したバスの数が3000台以上に達していなくてはならない」などとしています。これら企業は、この「規則」の実施1年内に、参入審査を申請し、許可を得てからスクールバスの生産を継続できます。

スクールバスの問題を解決し、生徒たちの安全な通学を保障するため、中国政府は今年の4月から、いくつかの管理規則と安全基準を公布してきました。