中国国務院報道弁公室、文化省、科学技術省と国家観光局が指導し、中国国際放送局のオフィシャルサイト「CRIオンライン（国際在線）」が主催するインターネットを通じたインタラクティブ活動「２０１２中国都市ランキング・世界のネットユーザーが推薦する中国の創意都市」が５月１０日からスタートしました。この活動は世界のネットユーザーに注目され、CRIの多言語BBSには多くのメッセージが集まりました。

日本のネットユーザー小竹さんは、「西安市は悠久な歴史を持つ。もちろん一位」と書き込んでいます。

アルバニアのsafetさんは上海に投票し、その理由を「２０世紀末以降、上海は西洋の先進国とほぼ同時期にイノベーション産業のコンセプトを打ち出した」とコメントしています。

スペインのJUAN-ROBRETO DfEZ ECHEVARRIAさんも同じく上海を選び、「私は上海を敬服している。とてもアバンギャルドで現代的な都市だ。その歴史はとても美的センスがあって、人々を魅力している。同時に、中国の伝統的な美しさと多彩な芸術も残されている。上海は古くて現代的な都市であり、信じられないほどきれいな都市であると思う」と書き込みを残しています。

朝鮮のcbiさんは中国の首都・北京が好きだと言い、「中国には創造力あふれる都市がたくさんある。北京市は世界をリードする創造力を持っているので、北京を選んだ」と書いています。

アラブのアブトレ・カディル・ハサンさんは、「過去、現在、未来の全てにおいて、私は蘇州がとても美しいと思う」と言います。

ベトナムのngo ngoc tanさんは、「成都はとても魅力的な都市で、市民たちもとても親切で友好的」とのメッセージを残しました。

中国のネットユーザー「美麗章鎧」さんは、「襄陽は素敵。あれこそ本物の城だと思う。古い城壁が完璧に保存されていて、山と河に囲まれている。王都としての重たい感じが無く、春には市内もその周りも美しく、自然と人と文化の風景が互いに輝いている」と語っています。

また、数千件のメッセージの中で、多くのユーザーたちが「2012都市ランキング」を賞賛しており、それ以外にもたくさんの意見が寄せられています。スペインのRicardo Baltazar Huertaさんは、「とても面白いイベントだ。活動を通じて、人々に中国の数多くの都市の今日の姿を伝えてくれる。中国は大きな国で、都市１つ１つにそれぞれの特徴があり、中国と中国の都市の多様性がよくわかった」と記しています。

ロシアのユーザーは、「よいアイディアだと思う。多くの中国の都市と文化を理解した」と言います。

ベトナムのHai Yenさんは、「都市を紹介するビデオがあったらもっとよいのでは」との意見を残しました。

スペインのJ.J.Lopezさんは、「とても面白いイベントだが、個人的には『創意都市』の概念がよくわからない」とメッセージを寄せています。

「２０１２中国都市ランキング」は、その推薦基準に基づき、専門の審査団が中国の都市を厳しく調査した上で、２０の最も創意的な都市を選びました。選ばれたのは、北京、上海、成都、広州、深セン、西安、昆明、鄭州、西寧、永州、蘇州、欽州、銀川、九江、普洱（プーアール）、嘉興、カラマイ、無錫、濰坊、とオルドスです。今後２ヵ月間、CRIオンライン（国際在線）の多言語サイトと海外の協力メディアのプラットフォームでこの２０都市を紹介し、世界のネットユーザーの投票を受け付けます。

投票の参加方法は、CRIオンライン（国際在線）「２０１２中国都市ランキング」のページ（http://chinesecith.cri.cn）に登録し、携帯メールによる投票（６月３０日から）またはネット投票により、最も創意的な中国の都市を選択します。７月３１日に投票結果として主催側からトップ１０の都市が発表され、「世界のネットユーザーに選ばれた創意都市」の称号が与えられます。

「中国都市ランキング」は中国国際放送局が主催するハイエンドで権威的なブランド活動で、現在までに２回行われました。世界100近くの国と中国から１千万人近くのユーザーが参加し、４３の外国メディアの協力を得ています。この活動は多くの国の政府高官、中国駐在使節、文化界の有名人、メディア責任者、そして活動に参加したユーザーから高く評価され、外国人が中国を知る上で重要な役割を果たしています。