全国青少年近眼防止プロジェクトが始動 打印
2010-11-22 15:06

全国青少年近眼防止プロジェクトの始動式が21日、北京で行われました。200名の専門家、学者、全国各地の関連機関の代表及びメディア関係者が今回の活動に参加しました。

ここ数年、中国では近眼患者が4億人に上り、世界でトップになっています。近眼の発病率は世界の平均基準の1.5倍となり、特に青少年の 発病率は欧米の先進国の2.5倍に当たる60%に達しています。青少年の近眼の発病は青少年の身体・心理の健康に大きく影響するため、一刻も早い近眼防止 が必要となります。

雲南省は青少年の近眼の多発地域であり、全国近眼防止事業の重点地域として、率先して「雲南省青少年近眼防止プロジェクト」を発足および スタートさせた他、21日には「全国青少年近眼防止提案書」を発表しました。全国青少年近眼防止プロジェクトは雲南省を出発点とし、社会的責任感のある企 業と協力して、有効な近眼予防の「雲南モデル」を開発し、全国に普及していきます。(翻訳:オウギ チェック:中原)