自民党教育再生実行本部は4日、貧困家庭の子どもが大学に進学する道を閉ざさないよう、返済不要の給付型奨学金の創設などを盛り込んだ提言を安倍晋三首相に提出した。公明党も同日、同様の提言をした。いずれの提言でも、子どもの教育格差の解消が必要だとして、経済的理由で進学できない若者や、低所得世帯の大学生を対象とした給付型奨学金制度の創設を求めた。