財務省は19日、税関による2015年の不正薬物の取り締まり実績を発表した。法改正で同年4月から危険ドラッグとその原料の取り締まりが可能となったため、不正薬物の摘発件数は前年比約5倍の1896件と過去最高を更新した。押収量は18%減の519キロ。大半を占める覚せい剤は23%減の422キロだった。