震災復興公営住宅 新日鉄住金が完成 印刷
2013年 3月 29日(金曜日) 00:00

各紙によれば新日鉄住金は27日、岩手県釜石市に建設中だった震災復興の公営住宅「釜石市上中島復興公営住宅I期」の54戸が完成したと発表した。同公営住宅は2012年10月に着工。釜石市と新日鉄興和不動産との間で、同市上中島地区の災害復興公営住宅整備推進に向けた覚書を締結し、新日鉄住金が所有する敷地で整備を進めていた。2期工事では156戸を整備する。災害に強い住宅を早期に整備するという観点から、新日鉄住金では、壁や床などにスチールを使い、工期が短くて済む「スチールハウス」を採用。同県では木造を除く新築集合住宅では最も早い完成となったという。