南海トラフ地震 経済被害想定220兆円超、被災40都府県に及ぶ  印刷
2013年 3月 19日(火曜日) 00:00

各紙によれば東海沖から九州沖の「南海トラフ」で巨大地震が発生した場合、経済的な被害額は最悪で220兆3千億円に上るとの試算を18日、内閣府の作業部会が発表した。国家予算の2年分を上回り、東日本大震災の約13倍、阪神大震災の約23倍に相当する。被災地は北海道と東北6県を除く40都府県に及び、発生1週間後の避難者数は最大950万人と分析した。作業部会は、東日本大震災と同じマグニチュード9クラスの地震が陸に近い震源域で発生したと想定したという。