北米漂着がれき、10月までに22万トン 環境省予測 印刷
2013年 3月 18日(月曜日) 00:00

環境省は15日、東日本大震災の津波で岩手、宮城、福島の3県から海に流出した洋上漂流物(がれき)の漂流予測を再計算して公表したと各紙が報じた。4月ごろに北米の西海岸域に到達し始め、10月までに計22万1千トンとなる見通し。昨年4月には到達開始時期を同年10月ごろ、同11月の前回予測では同年12月ごろとしていた。漂流速度が当初予測に比べて遅いという結果になった。家屋が壊れた板や漁船など、予測したがれきの総量は従来と同じ約133万トンという。