安倍首相、TPP交渉参加を15日に表明 印刷
2013年 3月 14日(木曜日) 00:00

安倍首相は、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉に参加する考えを15日に表明する方針を固めたと各紙が報じた。実際の交渉に参加するには、交渉を始めている米国などの承認が必要なため、早期に参加の意思を表明し、新しい貿易のルール作りに積極的に関わる必要があると判断した。交渉参加には国内の農業団体などが反発していることから、首相は記者会見して参加の意義を丁寧に説明する考えだという。首相は2月のオバマ米大統領との首脳会談で、TPPについて、「すべての品目の関税撤廃が前提ではないと確認した」と強調した。