東大、5年後をめどに推薦入試を導入 後期日程2次試験 印刷
2013年 3月 14日(木曜日) 00:00

東京大学が後期日程入試の2次試験で筆記テストを廃止し、推薦入試を導入する方針を固めたことが12日、大学関係者への取材で分かったと各紙が報じた。大学改革の一環として、5年後をめどに実施する方針。点数至上主義から脱却し、高校の成績評価を合否判定に加えることで「タフでグローバルな学生」(浜田総長)の育成を目指すという。導入されれば、明治10年の創立以来初めて。関係者によると、学力水準を保つため、センター試験はこれまで通り行うが、2次試験は筆記試験に代わり、高校の内申書や面接での選考を検討。周知期間を設けた上で実施方法の詳細を決めるという。