新日鉄住金が、主力製鉄所である君津製鉄所の高炉1基の休止を検討していることが12日、明らかになったと各紙が報じた。同社は製造業の空洞化による国内需要の低迷や、海外新興メーカーとの競争激化による設備の過剰が収益の重しになっている。経営合理化第1弾として生産能力の削減に踏み切るという。