新日鉄住金、震災被害の全生産設備が復旧 印刷
2013年 2月 27日(水曜日) 00:00

各紙によれば新日鉄住金は27日、東日本大震災で崩壊した鹿島製鉄所(茨城県鹿嶋市)のガスホルダーを新設し、運用を始めたと発表した。今回のガスホルダーの運用開始により、震災で被害を受けた同社の生産設備全てが復旧した。新設されたガスホルダーは容量を震災前のガスホルダーの1.5倍の15万立方メートルに増やす一方で、震災の教訓を踏まえて耐震性を強化し、水平方向の揺れに耐える力を従来の2倍以上になるよう設計した。