国立国会図書館、著作権処理が終了した図書約2万3000点をインターネット上で公開 印刷
2013年 2月 22日(金曜日) 00:00

各紙によれば国立国会図書館は21日、著作権保護期間の満了など著作権処理が終了した図書約2万3000点のデジタル資料をインターネット上で公開した。国立国会図書館が提供するデジタル化資料の総数は約223万点、うち、インターネットで利用できるものは約45万点となった。膨大な蔵書の電子化を進めている国立国会図書館では、それらを「国立国会図書館デジタル化資料」として閲覧できるようにしており、そのうち明治以降に刊行された図書/雑誌で著作権処理がクリアになっているものは、「近代デジタルライブラリー」としてインターネット上で閲覧できるサービスを提供している。今回、近代デジタルライブラリーで新たに公開されたデジタル資料約2万3000点には、著作権の保護期間が満了した柳田國男、吉川英治、室生犀星、中谷宇吉郎、正宗白鳥などの著作が含まれるという。