ブレークスルー賞 山中教授ら11人に米の新設賞 印刷
2013年 2月 22日(金曜日) 00:00

米アップル、フェイスブックなどの企業首脳らが出資する財団が20日、生命科学分野の研究者を表彰する「ブレークスルー賞」を新設し、初回受賞者に人工多能性幹細胞(iPS

細胞)を開発した京都大の山中伸弥教授ら11人を選んだと発表したと各紙が報じた。それぞれに授与される賞金はノーベル賞の2倍超の300万ドル(約2億8000万円)で、科学分野では最高水準。難病治療や人の寿命を延ばすのに役立つ先端研究を後押しするのが狙い。 山中氏を含む受賞者は選考委員会に名を連ね、来年は5分野を対象に受賞者選びに協力するという。