猪苗代湖、湖底の放射性物質の有無、水中ロボットで調査へ 印刷
2013年 2月 05日(火曜日) 00:00
福島県有数の観光スポット・猪苗代湖で、水中ロボットで湖底の土を採取し、東京電力福島第1原発事故による放射性物質の有無を調べる取り組みが始まると4日、毎日新聞が報じた。高橋隆行・福島大教授(ロボット工学)らは結果を分布図にまとめる計画で、「実態を把握することが風評被害の払拭にもつながる」と狙いを語る。湖底には、川などを通じて流れ込んだ放射性物質が集積している恐れがある。県が昨年6、9月に公表した水質調査の結果は不検出だったが、その際湖底土は調べていなかったという。