求人倍率、福島が初の1位に 復興関連で増加 印刷
2013年 2月 04日(月曜日) 00:00

福島労働局は1日、昨年12月の福島県内の有効求人倍率が1.18倍(季節調整値)と、統計を取り始めた1963年1月以来初めて全国1位になったと発表したと各紙が報じた。復興関連の求人が増えたためだが、建設業など特定の職種に偏りがあり、同局では「復興関係の求人は増える一方だが、求職者の希望とずれがある」と指摘する。同局によると、有効求人倍率は前月に比べ0.08ポイント増加。全国平均の0.82倍を大きく上回った。業種別では、復興需要の増加で建設関係(3.77倍)、工事現場の警備員など保安関係(6.56倍)が高かったという。