班目原子力安全委元委員長を聴取 原発事故で検察当局 印刷
2013年 2月 04日(月曜日) 00:00

東京電力福島第1原発事故をめぐり、業務上過失致死傷容疑などで告訴・告発されている原子力安全委員会(廃止)の班目春樹元委員長から、検察当局が任意で事情聴取したことが3日、関係者への取材で分かったと各紙が報じた。同原発で地震や津波対策が尽くされていたかどうかという点に加え、事故後の対応について、説明を求めたとみられる。検察当局は、既に東電の勝俣恒久前会長ら当時の経営陣のほか、政府関係者から事情聴取を進めており、早ければ今春にも立件の可否を判断する方針だという。