過去最悪の363億円被害 平成24年の「振り込め」など特殊詐欺 印刷
2013年 2月 01日(金曜日) 00:00

各紙によれば振り込め詐欺や金融商品の購入を持ちかけるなど平成24年の特殊詐欺の被害総額は約363億5千万円に上り、過去最悪の被害となったことが31日、警察庁の調べで分かった。近年は金融商品の購入名目などでの被害が急増しているほか、振り込め詐欺で摘発されたうち暴力団関係者が3割以上となるなど暴力団の資金源となっていることも判明した。オレオレ詐欺や架空請求詐欺などの振り込め詐欺に分類される被害は約161億6千万円(前年比27.1%増)となり、認知件数は6401件(同2.7%増)だったという。