12年の給与、過去最低 厚労省調査、月31万4236円 印刷
2013年 2月 01日(金曜日) 00:00

厚生労働省が31日発表した毎月勤労統計調査(速報)によると、ボーナスなど全ての給与を合わせた2012年の現金給与総額(月平均)は、前年比0.6%減の31万4236円で、現在の調査方法に変更した1990年以降で、過去最低となったと各紙が報じた。東日本大震災の影響に加え、世界経済の減速や円高に伴い、製造業を中心にボーナスが減少したことが響いた。ピーク時の97年の37万1670円(確定値)と比べ、約5万7千円減少したという。