鉱工業生産指数、2カ月ぶり上昇 基調判断も上方修正 印刷
2013年 2月 01日(金曜日) 00:00

経済産業省が31日発表した2012年12月の鉱工業生産指数(2005年=100、季節調整済み)の速報値は前月比2.5%増の88.9となり、2カ月ぶりに上昇したと各紙が報じた。基調判断は「生産には下げ止まりの兆しが見られる」と上方修正した。基調判断の上方修正は12年1月以来。経産省は「海外景気の持ち直しや円高の修正が寄与している」とみる。自動車や半導体製造装置の需要が好調で、全16業種のうち12業種の生産が上昇した。