ワクチン接種に優先順位 新型インフルで政府報告 印刷
2013年 1月 30日(水曜日) 00:00

政府の新型インフルエンザ対策有識者会議は29日、新型インフルエンザや未知の感染症の流行時にワクチン接種を受ける住民を年齢などで4グループに分類し、接種の優先順位を設定するとの考え方を盛り込んだ感染症対策の中間報告をまとめたと各紙が報じた。発生した感染症のウイルス型に対応したワクチンが全国民に供給されるまでには時間がかかる。中間報告では住民を(1)呼吸器や心臓などに疾患のある患者や妊婦(2)小児(3)成人や若年者(4)65歳以上の高齢者-に分類し、流行した感染症で重症化しやすい年齢層などを検討した上で政府の対策本部が優先順位を決定するとの案を示したという。