12年の有感地震3139回 6割が大震災の余震 印刷
2013年 1月 10日(木曜日) 00:00

2012年に日本で発生した有感地震(震度1以上)は3139回で、そのうち約6割の1868回は東日本大震災の余震だったことが気象庁のまとめで分かったと各紙が報じた。同庁は「今後も大震災の震源域の北側や南側などでマグニチュード(M)8級の地震が起こる可能性がある」と引き続き注意を呼びかけている。同庁のまとめによると、揺れの大きさの内訳は、震度5強が4回、震度5弱が12回、震度4が65回など。大震災が発生した11年の計1万487回よりは大幅に減ったが、統計の残る1923年以降では5番目に多かった。過去最多は松代群発地震(長野県)が活発だった66年の5万2957回。県別では茨城の834回が最多。宮城が774回、福島が772回で続いた。