補正予算は12兆円規模 公共事業4兆円超、政府調整 印刷
2013年 1月 08日(火曜日) 13:43

政府は7日、緊急経済対策を盛り込む2012年度補正予算案の規模を12兆円程度とする方向で与党と最終調整に入ったと各紙が報じた。柱となる公共事業費は、地方自治体の負担を国が肩代わりする交付金を含め4兆~5兆円とする。電気自動車などに使う充電インフラ整備に1千億円超など民間投資活性化策も盛り込む。政府、与党は大規模な財政出動で、景気浮揚とデフレ脱却を目指す。財務省は7日、各省庁からの補正予算案の要望を締め切る。政府は自民、公明両党と内容や金額について詰めの協議を本格化させ、15日に補正予算案を閣議決定する方針だという。