野田内閣が総辞職 民主党政権3年3カ月で幕 印刷
2012年 12月 27日(木曜日) 00:00

野田内閣は26日午前の臨時閣議で総辞職したと各紙が報じた。2009年9月以来、鳩山、菅、野田と3代の内閣が続いた民主党政権は約3年3カ月で幕を閉じた。野田佳彦首相の在任期間は482日で、戦後の歴代首相33人の中で19番目の長さとなった。野田首相は消費税増税法成立や沖縄県・尖閣諸島の国有化を実現し「決められる政治」を掲げた。一方、増税法案の衆院採決の際に造反した小沢一郎元民主党代表らを除名にするなど、深刻な党分裂を招いた。