合掌集落、観光客のマイカー乗り入れ規制へ 印刷
2012年 12月 25日(火曜日) 00:00

世界文化遺産の合掌集落がある岐阜・白川郷の住民らは23日、合掌家屋が集中する白川村荻町地区へ、マイカーを乗り入れないよう、観光客に呼びかけることを決めたと各紙が報じた。合掌家屋が集中する約1キロの村道を対象に2014年4月から実施の予定で、のどかな田園の景観を保つのが目的。村は全面的に協力する考えだ。荻町地区には、100を超える合掌家屋があり、4月から11月の観光シーズンには多くのマイカーが集中する。こうした観光客目当てに、地区内には3か所の民間有料駐車場ができ、行き交う車が景観を損なうとの指摘が住民の間から上がっていたという。