小学4年の算数・理科、学力上昇 脱ゆとり成果 印刷
2012年 12月 12日(水曜日) 00:00
小学4年と中学2年に相当する年齢の子どもを対象とした世界的な学力調査「国際数学・理科教育動向調査」の結果が11日、国際教育到達度評価学会(IEA、本部・アムステルダム)から公表されたと各紙が報じた。日本の順位は小4、中2ともに5位以内で前回調査と同様だったが、小学生は得点が上昇した。文部科学省は「脱ゆとり」教育をめざした新学習指導要領の成果とみている。一方、同時に行われた学習意欲などに関する調査では、国際平均より学習意欲が低い傾向が続いている