関電、来夏の賞与見送り検討 基本給5%削減も 印刷
2012年 12月 07日(金曜日) 00:00

関西電力が、一般社員の来夏の賞与支給を見送る方向で労働組合と調整に入ったことが6日、分かったと各紙が報じた。基本給の5%削減も提案した。関電は来年4月から家庭用電気料金の値上げを計画しており、利用者の理解を得る狙いがある。関電が賞与の見送りや給与削減を提案するのは初めて。関電によると、社員の基本給は平均で月額40万円、賞与(半期)の平均は80万円程度という。関電は5日、組合側に提案した。関電は10月から会長、社長の報酬を3割カットするなど、役員報酬も削減しているという。