四国電力も値上げ表明へ 原発再稼働できず燃料費かさむ 印刷
2012年 11月 28日(水曜日) 00:00

四国電力が電気料金を値上げする方針を固めたことが27日、わかったと各紙が報じた。関西、九州両電力に次いで原発への依存度が高かったが、再稼働できず、火力発電の燃料費が経営を圧迫。2013年3月期の純損益は2年連続で赤字となる見通しで、値上げは避けられないと判断した。千葉昭社長が29日の記者会見で発表する予定。値上げは、東京電力がすでに実施し、関電と九電が申請しており、4社目となる。今後、値上げ幅や時期、合理化策などを詰め、経済産業省への申請は13年になる見通し。認可されれば、33年ぶりの値上げとなるという。

最終更新 2012年 11月 29日(木曜日) 14:17