広域FTA、交渉開始へ 15年妥結目指す アジア16カ国 印刷
2012年 11月 21日(水曜日) 19:24
各紙によれば日本、中国、韓国、東南アジア諸国連合(ASEAN)など16カ国は20日、カンボジアの首都プノンペンで、広域的な自由貿易協定(FTA)である「域内包括的経済連携(RCEP)」協定締結に向けた交渉開始を宣言する式典を開いた。2015年末までの妥結を目指し、13年の早期に交渉を始める。参加国を合計すると、人口は約34億人と世界の5割、域内総生産(GDP)は約20兆ドル(約1600兆円)と世界の3割を占め、世界最大規模の広域経済圏が実現へ動きだす。これに先立ち、日中韓は同日、3カ国のFTA交渉開始を宣言した。